業務用エアコンの取り付け工事はどんな流れで進む? | 業務用エアコン取付工事・通販のエアコン総本店

業務用エアコンの取り付け工事はどんな流れで進む?

業務用エアコンの取り付け工事を依頼する際に、作業がどのような流れで進むのか気になる方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、業務用エアコンの入替工事の流れを解説します。業務用エアコンの工事業者の選び方や業務用エアコン専門業者「エアコン総本店」の強みも紹介しますので、業務用エアコンの取り付け工事をご検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

 

業務用エアコンの入替工事の流れ

まずは、業務用エアコンの入替工事の流れを解説します。

 

①養生

まずは、取り付け工事を行う場所周辺や通路、資材置場に養生を行います。業務用エアコンの取り付け工事は高所で行う場合が多く、養生が不十分だと周辺にあるものを傷つけたり汚したりしてしまうかもしれません。養生に使用するシートは、カーペットや段ボール、毛布などで代用できるので、気になる部分があれば事前に養生作業を進めておくとよいでしょう。ただし、養生を行う際は工事場所の足場が悪くならないよう注意も必要です。

破損や汚れて困る物は、可能であれば工事日までに予め移動させておくと安心且つ、養生作業がスムーズになります。

 

②既存機器の確認

養生作業が完了したら、既存機器を確認します。既存機器を確認する際は、本体のシールに記載された型番で形状やサイズ、能力などを調べるのが一般的です。天井カセット形の業務用エアコンの場合は、パネル内部に記載されている場合が多いため、専門業者に確認してもらうとよいでしょう。また、既存機器を確認する際は搬入経路も一緒に検討する場合があります。

 

③冷媒ガスの回収

既存機器を確認できたら、冷媒ガスを適切な方法で回収します。冷媒ガスは、大気中に漏れだすと環境破壊を引き起こすだけでなく、エアコンの運転効率を下げる可能性があり、ルールを守って回収作業を進めなければなりません。また、冷媒ガスを回収する際は「第一種冷媒フロン類取扱技術者」または「第二種冷媒フロン類取扱技術者」の資格が必要なので、業務用エアコンの取り付け工事を依頼する際は、上記の資格取得者が在籍しているか事前に確認しておくとよいでしょう。大型施設に設置された業務用エアコンの冷媒ガスを回収する場合は、大型ガス回収機を使用するのがおすすめです。

 

④既存機器の回収

冷媒ガスの回収が完了したら、既存機器を撤去します。既存機器は冷媒ガスと同様に適切な方法で処分しなければならず、高層階や狭い場所で廃棄する場合は、レッカー車を使用する可能性もあります。また、レッカー車を使用する場合は道路使用許可もあわせて取得しなければならない点にご注意ください。

 

⑤新規機器の取り付け

既存機器の回収後は、新規機器を取り付けます。新規機器の取り付け工事を行う際は、室内機や室外機を所定の位置に搬入し、据付工事を行うのが一般的です。

 

⑥配管や配線の工事

新規機器の取り付けが完了したら、配管や配線の工事を行います。業務用エアコンは、室内機と室外機を配管で接続して冷媒ガスを循環させなければなりません。配管の工事費用は距離が長いほど高くなりやすい傾向にありますが、メーカー規定の範囲内でできる限り短く設計すれば、工事費用を安く抑えられる可能性もあります。なお、業務用エアコンの配線工事の手順は以下の通りです。

 

  1. 高圧受電
  2. 低圧受電の受電部
  3. 分電盤
  4. 主ブレーカー
  5. 専用ブレーカー
  6. 室外機

 

⑦冷媒封入と試運転

新規機器の配管や配線の工事が完了したら、配管に冷媒を封入して試運転を実施します。業務用エアコンの取り付け工事は、完了後の試運転で正常に作動するか確認することが大切です。試運転の際に気になる点や不明点などがあれば、その場で業者に確認するとよいでしょう。試運転時に確認を怠ると業者とのトラブルに発展する可能性もあるため、忘れずに確認しなければなりません。

 

⑧引き渡し

業務用エアコンへの冷媒封入と試運転に問題がなければ、いよいよ引き渡しです。業者から施工内容や操作方法の説明を受け、疑問点や不安な部分がなければ引き渡しが完了します。

 

・工事にかかる時間

業務用エアコンの取り付け工事にかかる時間は、エアコンの種類や配管工事の有無、台数などで異なります。設置している業務用エアコンと同じ機種を新設工事なしで取り付ける場合は、施工完了までに3〜9時間かかるのが一般的です。また、夏場の繁忙期は部品の入手が困難となり、業務用エアコンの施工完了までの日数が長くなりやすい傾向にあります。そのため、スケジュールに余裕をもって取り付け工事を検討することが大切です。

 

・工事前にしておくこと

業務用エアコンの取り付け工事を行う際は、事前に室内機と室外機の据え付け位置周辺や台数の確認を行いましょう。業務用エアコンの形状や設置場所を決め、賃貸物件に設置する場合は、天井や壁に穴を開ける工事を行えるか管理会社などに許可をとることも大切です。また、業務用エアコンの入れ替え工事を行う場合は、図面や修理履歴もあわせて準備しておくとよいでしょう。

 

業務用エアコンの工事業者の選び方

ここからは、業務用エアコンの工事業者の選び方を説明します。

 

・現地調査の内容

業務用エアコンの取り付け工事は、設置する環境ごとに費用が異なるため、現地調査の内容を事前に確認しておくと安心です。現地調査を実施しないケースもありますが、円滑に工事を進めたければ現地調査を行う業者を選ぶことをおすすめします。また、業務用エアコンの取り付け工事で確認する現地調査の内容は、以下の通りです。

  • 室内機や室外機を設置する場所の広さ
  • 配管・配線・室外機架台の設置状況
  • 電気容量

 

・フロンガスの対応

業務用エアコンを廃棄する場合は、フロンガスの対応を適切に行える業者を選ぶことが大切です。業務用エアコンにはフロンガスが使用されており、廃棄する際に適切な対応をとらなければ、依頼者が1年以下の懲役または50万円以下の罰金(フロン排出抑制法 第103条)に処される可能性もあります。また、フロンガスの廃棄に対応できない業者へ業務用エアコンの取り付け工事を依頼する場合は、フロンガスの回収が可能な業者へ依頼しなければならず、別途費用がかかる点にご注意ください。

 

・これまでの工事実績

業務用エアコンの取り付け工事を選ぶ際は、これまでの工事実績も十分に確認しておきましょう。豊富な工事実績のある業者は想定外の事態に対応できる場合が多く、公共の業務用エアコンを施工した経験のある業者は信頼しやすい傾向にあります。また、業務用エアコンの工事業者はそれぞれ得意分野が異なるので、これまでの工事実績を参考に、業務用エアコンを設置する目的や用途に適しているか確認しておくのもおすすめです。

 

・料金

業務用エアコンの取り付け工事を依頼する際は、施工料金が明確かどうか確認する必要もあります。工事費用が不明瞭な業者は、追加料金や手数料を請求される可能性もあり、トラブルに発展するかもしれません。しかし、見積もり書の費用項目に具体的な詳細が記載されていれば、見積もり後に追加費用を請求されることが少なく、部分的な価格交渉もしやすくなるでしょう。また、見積もりを依頼する業者を検討する際は金額で決めず、価格設定の詳細を確認してから3社程度に絞るのがおすすめです。

 

エアコン総本店の強み

ここからは、エアコン総本店の強みを解説します。

 

・専任担当制なのでサポート力が高い

エアコン総本店は、現地調査から施工完了まで同じスタッフが対応する専任担当制を採用しており、些細な疑問や相談にも迅速な対応が可能です。担当スタッフが業務用エアコンを設置する際の工程をすべて把握しており、きめ細やかなサポートを受けられます。また、疑問点や不安点をすぐに解決しやすく、アフターサービスが充実している点も魅力のひとつです。

 

・創業40年以上の豊富な実績がある

エアコン総本店は、創業44年で5万件以上の施工実績をもつ業務用エアコン専門業者です。事務所や飲食店、病院、工場などの施工経験が豊富で、幅広い要望に対応してもらえます。また、業務用エアコンの快適な設置環境を提案してもらえるので、公的な場所に設置する場合も安心して依頼できるでしょう。また、エアコン総本店では仕入れ専門部署による市場調査や格安仕入れに力を入れており、安心の価格設定でサービスを提供できるメリットもあります。

 

・国家資格所有者が在籍

エアコン総本店には、経験豊富な国家資格保有者が在籍しているので、業務用エアコンの取り付け工事に必要な業務を安心して依頼できます。業務用エアコンを設置する場所の広さや用途に合わせて、適切な見積もりを提案してもらえる点も魅力のひとつです。また、急な故障への対応も可能で気軽に相談しやすく、ガス工事に関連する資格所有者も多数在籍しているので、複雑な内容の工事にも柔軟に対応してもらえます。なお、エアコン総本店では以下の資格取得者が多数在籍しており、業務用エアコンの取り付け工事に関する幅広い要望への対応が可能です。

 

  • 一般建設業許可
  • 第一種冷媒フロン類取扱責任者
  • 第二種冷媒フロン類取扱技術者
  • 冷媒回収技術者
  • 1級管工事施工管理技士
  • 第二種電気工事士
  • 電気取扱者アーク溶接作業者
  • ガス溶接作業主任者第二種冷凍機械責任者
  • 高所作業車運転者職長安全責任者
  • 移動式クレーン運転士

 

まとめ

業務用エアコンの取り付け工事を依頼する際は、試運転の時点で気になる点や疑問点を業者に確認しておくことが大切です。工事にかかる時間を把握し、設置環境を事前に整えておくことで、業務用エアコンの取り付け工事が円滑に進められるでしょう。エアコン総本店では、現地調査から施工完了まで同じスタッフが担当する専任担当制を採用しています。創業40年以上の豊富な施工実績で安心して依頼できるので、業務用エアコンの取り付け工事を検討している方は、ぜひご利用ください。

エアコン工事に関して
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2024年1月11日

【 ご利用ガイド 】 - Information -

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